試奏家タローの機材レポート。

機材好きなアラサー会社員。 ツマミ1mmに2時間迷える人。ギターペダルを中心に、YouTube/Blog/SNSで試奏レポートを発信していきます。

L' MAT ー TS発展系ペダルの大本命!1台持っておけば間違いなし!

#3 L' MAT

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今回ご紹介するのはL’ MATです。

youtu.be


L’は、有名ビルダーshun nokina氏が立ち上げたブランドLeqtiqueから発表されているミニペダルシリーズです。

Leqtiqueで発表されたモデルをミニサイズに落とし込んだものとなっており、MAT以外にも様々な機種がラインナップされています。

もとを辿れば、shun nokina氏はSND(shun nokina design)名義でミニサイズペダルの普及に尽力した方でもありました。SND発足当時、ミニサイズペダルはまだまだ稀有な存在でした。

さて、このMATは2016年に発表されており、以来ロングセラーとなっている機種です。それもそのはず、Leqtique版MAT譲りのサウンドデザインに加えて、サイズは小柄、ローカットノブも加わり、極め付けは低価格なのです。楽器店でも広く取り扱われており、その実力は折り紙付きです。

 

動画の補足

さて、動画内では尺の都合上触れませんでしたが、このペダルのVolumeノブおよびGainノブは、チューブアンプのマスターボリューム・ゲインボリュームの関係と似ています。

 

Gainノブを9時より絞っていくと急激にボリュームが減衰し、絞り切ると音量は0になります。つまり、このペダルはVolumeノブとGainノブの掛け合わせでサウンドメイクをしていく仕組みになっています。相当幅広くセッティングが可能です。

 

幅広いセッティングができるということは利点ではありますが、裏を返せば、「これだ!」というサウンドに行き着くまで時間がかかるという欠点でもあります。その辺りをどう捉えるかは、ユーザー次第かもしれません(ちなみに私は、うんうん唸りながらいつまでもツマミをいじる時間が至福であります)。

 

動画収録は決まって家族が寝静まった後に行います。したがって、泣く泣くVolumeを絞るより他ありません…。どうぞあなたの手で、色々と試していただけると幸いです。

 

TS発展系ペダルについて

今やTS発展系は星の数ほど発表されています。
最近では、ペダルショップCULTにて開発者の田村氏が直々にモディファイを加えたTS-808まで発表され、TS発展系戦争にも一つの区切りがついたのではないでしょうか(とは言いつつも、まだまだ続いていくとは思いますが)。

そんなTS発展系ペダルの中でも、入手のしやすさやサイズ、価格等の総合点で言えばかなりの上位に来るのがこのL’ MATであると個人的には考えます。

まだ未体験の方は、ぜひお試しいただきたいです。そのクオリティにきっと驚かれることと思います。

 

 

 

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