試奏家タローの機材レポート。

機材好きなアラサー会社員。 ツマミ1mmに2時間迷える人。ギターペダルを中心に、YouTube/Blog/SNSで試奏レポートを発信していきます。

bondi effects Breakersートランスペアレント系ペダル界の雄!名機Del Marの後継機としての実力をご覧あれ!

#9 bondi effects Breakers

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youtu.be

オーストラリア発、bondi effectsのBreakers。

このブランドはSick As Overdriveや、Del Marといったペダルが有名です。

このBreakersはその影にやや引っ込んでいる感じもありますが、間違いなく名機のひとつだと思います。

 

動画の補足


このペダルは内部昇圧によって入力が9V→18Vへと上がります。内部昇圧をしてくれるペダルは今や数多くありますが、共通項として、クリアでハリ艶のある音になるという傾向があります。


また、クリーンサウンドにゲインサウンドをミックスして出力する仕組みを採っているため、強く歪ませても、芯のしっかり残ったサウンドを出すことが可能です。


上記2つのポイントがあるからこそ、扱いやすい、芳醇かつパリンとしたサウンドを演出できるのですね。


Sick As あるいは Del Mar との違いは?


代理店のアンブレラカンパニーのページが参考になります。

https://umbrella-company.jp/bondi-effects-breakers-overdrive.html


要約してみると、


Sick Asはミドルレンジにフォーカスしている。

Breakersはそれに比べて、よりスムースでオープンなサウンド


Del MarはBreakersと出音の傾向は近い。

Breakersの方がより歪みをコントロールしやすく、かつ深いところまで歪ませられる。さらに、トップエンドの抜けも増し、リッチなサウンドにアップデートされている。


とのことです。

Breakersのお株をだいぶ持ち上げている印象はあるものの、ニュアンスはなんとなく伝わってきます。笑

3機種の中でBreakersが最もワイドレンジをカバーできるということでしょう。


トランスペアレント系の一角として


「ワイドレンジまでカバーできて、アンプライクなローゲインサウンド、かつピッキングへの追従性が高い」ペダルが、トランスペアレント系というジャンルに属すると勝手に解釈しています(合ってますか…?)。


その観点からすれば、このペダルは正にトランスペアレント系ペダルでしょう。クリーントーンからジューシーなクランチサウンドまでが守備範囲です。


ジャンルを選ばないヴァーサタイルな歪みを、みなさんにも是非ご体感になってほしいです。

 

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