試奏家タローの機材レポート。

機材好きなアラサー会社員。 ツマミ1mmに2時間迷える人。ギターペダルを中心に、YouTube/Blog/SNSで試奏レポートを発信していきます。

HMPF Jan Ray Clip Mod ーJan Rayの音がこの価格で!?

#1  HMPF "Jan Ray Clip Mod"

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今回ご紹介するのはHMPF(ハンドメイドペダル製作所)の「Jan Ray Clip Mod」です。【販売ページはこちら→ https://www.mercari.com/jp/u/133904502/ 】


HMPF Jan Ray Clip Mod ーJan Rayの音がこの価格で!?【試奏家タローの機材レポート。】

 

昨春のステイホーム期間は、とにかくペダルの入れ替えとボード構築、ツマミいじりに時間を費やしていた気がします。

そんな中、メルカリで見つけたクローン系ペダルの群れ。

 

そもそも、クローン系ペダルには懐疑的でした。

クローン系はあくまで「〇〇風」でしかなくて、決してオリジナルとイコールの存在ではない、と。どんなに高価であっても、オリジナルペダルを持つこと、鳴らすことに意味がある、と。

 

「ま、勉強代だと思って、ものは試しに買ってみるか」と手を出したこのペダル。

音を出してみてびっくり。めちゃめちゃ良い音でした。疑ってかかってごめんなさい。僕はもう、これで本当に十分すぎます。 

 

以下、動画の補足。

お恥ずかしながら、オリジナルのJan Rayは数回知人たちに弾かせてもらったことがあるばかり。お察しの通り、オリジナルを買えないからクローン系に手を出してるのです……。

 

しかし、本機を鳴らした際の感動は、オリジナル機を弾かせてもらったときのあの衝撃とほぼ同等でありました。忘れることのできない、あの「ジュワッ」の中に「ジャリン」が包まれているサウンド。この機会に乗じて、その音をようやく手に入れることができた気がします。

 

特筆すべきはやはり、Saturationノブにアクセスしやすい点でしょう。

オリジナル版はドライバーでないと動かせない仕様になっています。

これはおそらく、頻繁に変える意図をもったノブとして設計されていないことが理由でしょう。「一度決まったら、それをあなたのシグネチャー・トーンとして使ってください」というメッセージなのかもしれません。

一方で、HMPF版ではいつでも自由に指で動かせます。

頻繁に変える意図をもったノブとして設計されていないノブを、自由気ままに動かせるこの全能感がたまりません(?)。

個人的には2〜3時にして、「ジャリン」を味わうのが好きです。

……確かに、この「ジャリン」にハマると、頻繁にSaturationノブを動かそうとは思わないかもしれないです。 

 

オリジナル版 VS HMPH版

実際にオリジナルと本機の2台を並べて、生でサウンド比較をすればある程度の差が出るのかもしれません。ちなみに以下はHMPFさんによる比較動画ですが、こちらではほぼ同一……ファンタスティック……!

 

いつかオリジナル機も手に入れてみたいものです。

仕事頑張ります。

 

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